りょまち日記

下書き、というよりは書き損じの手紙

覚え書き

 

夜更の最終バスはため息をつくように

空っぽのまま走りゆく

 

乗ってくるかもしれない誰かは

もちろん今日もいる筈もなく

だけど

走らなきゃいけないので走る

 

 


ふとかさねてしまう

今も歌い続けるあなた

 

歌うと決めたのはあなた自身だ

 

だからこそいつだってやめていいわけで

だからこそここでやめるわけにはいかない

 


今日も空っぽのまま走る